【2026年版】北海道の雪虫はいつ大量発生?発生時期・原因・対策まとめ

【2026年版】北海道の雪虫はいつ大量発生?発生時期・原因・対策まとめ

2026年も、北海道に「雪虫」の季節が近づいてきます。街なかを歩いていると、白く小さい雪のような虫を見かけるようになってきました。
北海道では、白い綿毛をまとった雪虫が飛び始めると「そろそろ雪が降る」と感じる人も多いはず。今年はいつごろ飛び始めるのでしょうか。
雪虫の生態や発生しやすい場所、遭遇したときの対策を改めてまとめます。

「雪虫」の正体は「アブラムシ」

以下、2025北海道ニュースUHBより引用


雪虫の仲間として扱われることがあるアブラムシには主に、白い綿のついた「トドノネオオワタムシ」と、札幌で2023年に大量発生して話題になった綿のついていない「ケヤキフシアブラムシ」の2種類がいます。大量発生するのは明治時代、本州からケヤキの木とともに北海道にやってきたという「ケヤキフシアブラムシ」の方だといわれています。


雪虫の行き先、ケヤキです

2023年には札幌市内でケヤキフシアブラムシが大量発生し、大きな話題になりました。一方、年によって発生量には大きな差があります。

飛んでいるのは、木から木への「引っ越し」の途中

私たちが秋に見かける雪虫は、生活する木を移動している途中です。白い綿毛でおなじみのトドノネオオワタムシは、春にヤチダモなどのモクセイ科植物で成長したあと、夏の初めにトドマツへ移動します。そして秋の終わりになると、再びヤチダモなどへ移動します。秋空を大量に飛んでいるように見えるのは、この季節的な「引っ越し」のタイミングが重なるためです。


ケヤキフシアブラムシにとっては、まさに巨大リゾートかも……?

雪虫も冬支度を始めるという理解で良いでしょう!でも、雪虫は初雪を感知しているのでしょうか?その理由も調査してみました。

「雪虫が飛ぶと初雪が近い」は本当?

雪虫は飛ぶ力が弱く、風の弱い高気圧のタイミングを狙って飛び立ちます。高気圧が過ぎたあとには強い冬型の気圧配置となり雪が降りやすくなるので、こういった理由からも雪虫が飛ぶと初雪が降る、と言われているのかもしれません。​


まるで天気を見極めているようにも感じますが、雪虫の飛翔には気温や風などの気象条件が影響しているのですね。


この時期、よく当たる気象情報は雪虫そのものかもしれない。


雪虫を見かけたら、初雪まで「2~4週間」がひとつの目安

気象条件の相関がみられることから考えても、雪虫の活動が活発化すると初雪は近いと考えて差し支えはなさそうです。なお、雪虫が大量発生して約2.24週間程度で平地での初雪観測があったという調査も存在することから、やはり雪虫は初雪の使者といっても過言ではないでしょう。


雪虫が発生する場所・タイミング

札幌市内でケヤキの木が生える公園…それは「大通公園」

例年、札幌市内で大量発生している雪虫は「ケヤキフキアブラムシ」なので、ケヤキの木の近くは雪虫の引っ越しのゴールとも言えます。雪虫に極力遭遇したくない方はまず、ケヤキの木が生える公園は避けるようにしましょう!特に、大通公園は人通りも多い分、雪虫通りも多そうです。

▼実は、2023年の大量発生の折、北海道新聞も大通公園に注目していました。


特に、大通公園6丁目にはケヤキの大木があり、ここが雪虫のホットスポットかもしれません。少なくとも当該区画は発生しやすい可能性が高いので、大量発生時には地下歩行空間など屋内ルートを利用するのも一つの方法です。

雪虫が増えやすいのは、風が弱く穏やかな日

前述の通り、雪虫は飛ぶ力がそれほど強くないため、強い風が吹いている日よりも、風が弱く穏やかな日に飛びやすいとされています。特に秋晴れで気温が比較的高く、風の弱い日には、街路樹や公園の周辺などで一気に目立つことがあります。
風の弱い晴れの日や、気温が高めの日が続いたときは、雪虫が目立ち始めるタイミングかもしれません。

すぐできる!雪虫対策

ツルっとした素材のアウター

雪虫もわざわざ人間に飛び込んでくるわけではなく、考え方によっては私たち人間が雪虫に飛び込んでいるのかもしれません。特に、夕暮れの大通公園は家路を急ぐ方も多いので、どうしても外を通らねばならない場合、雪虫の大群に割って入ることになるでしょう。そんな時は、ナイロンやビニール素材などの、表面に引っかかりが少ないアウターを着用して駆け抜けましょう!


合羽があればなんとかなるはず


大切なバッグはカバーや袋で覆いましょう

バッグは思い切ってカバーやゴミ袋で覆ってしまった方が良いかもしれません。再利用出来るカバーの方が環境には優しいかもしれませんが、雪虫の付着を考えると捨てやすい透明のポリ袋があると良いかもしれません。



大量発生時はマスク+メガネが快適


大量発生時には、小さな虫が目・鼻・口に入り込むことがあります。マスクや眼鏡、サングラスなどで顔まわりを覆っておくと、不快感を減らしやすくなります。

雪虫が服や車に付いたら

服に付いたら潰さず、そっと払い落とす

服に付いた雪虫は、強くこすると潰れて汚れになることがあります。玄関先でブラシなどを使って優しく払い落としたり、掃除機などで吸い込んでから室内に入ると安心です。

車に大量に付いたら、乾いたままこすらない

雪虫が大量発生している中を車で走ると、フロントガラスやバンパー、ボンネットなどにびっしり付着してしまうことがあります。気になるからといって、乾いた状態のままタオルなどでゴシゴシこするのは避けた方がよいです。乾いて固まった虫汚れを強くこすると、砂ぼこりなども一緒に引きずってしまい、細かなキズの原因になることがあります。
また、虫の体液にはたんぱく質やリン酸などが含まれており、長時間放置すると塗装面の酸化や劣化、シミにつながることがあるとされています。特に日光に当たって乾燥すると汚れが固着しやすくなるため、できるだけ早めに落とすのがおすすめです。たっぷりの水で十分にふやかしてから、カーシャンプーなどを使ってやさしく洗い流しましょう!

雪虫の楽しみ方

雪虫ダービー2026!

自然である以上、どうしても避けられない雪虫の発生。「今年はいつ本格的に飛び始めるのか?」を予想しながら見守ってみるのも、この季節ならではの楽しみ方かもしれません。
札幌ではこれから10月にかけて、気温や風、天候などを見ながら「そろそろ来るかも……」と警戒しておきたいところです。

そこで今年も勝手に開催します、「雪虫ダービー2026」!

今年のMouLa編集部は、「10月23日」に雪虫シーズンが本格化するのでは?と予想します。
ただし、雪虫の発生量や飛び始める時期は、その年の気象条件などによって変わります。ニュースや身の回りの様子をチェックしておきましょう。


札幌市の今週の天気予報はこちら(tenki.jp)

この記事を書いたモウラー

編集部

MouLa編集部

MouLa HOKKAIDO編集部アカウントです。